今回はポルシェ911カレラSのハンドル交換の紹介です。
10万キロほど走行されているお車で、
以前には当社でエンジンのオーバーホールも実施して頂いた車両になります。
本当に大切にお乗りになられていますので内外装ともに申し分ない状態です!
しかしながら、運転する上で必ず握るハンドルですので経年劣化はいたしかないです・・・
やはり普段から必ず目にはいり尚且つ触れますので新しいハンドルへの交換はお勧めです。
清掃やリペアーでも対応はできますがやはり新しい物が一番です!
なので今回はハンドルを新しい物に交換いたします!!
ハンドルを外す前に必ずバッテリー端子のマイナスを外します!
エアーバックの誤作動や電装系の故障を防ぐ為、必ず実施します。
997はボンネットを開けフロントガラス下のパネルの中にあります。
端子が外れましたので10分ほど経過してから
室内のホーンボタンを外していきます。
ホーンボタンの裏側に4カ所ツメで止まっていますので
ハンドル裏側の小窓からドライバーを差し込みツメのロックを解除していきます。
ロック解除ができましたらホーンボタンを浮かせエアーバックのカプラーとホーンのカプラーを外します。
この時に無理に配線にテンションをかけてしまうと断線しますので注意して取り外しします。
ホーンボタンが外れましたら中心のシャフトのボルトを緩めハンドルを手前に引っ張り取り外しします。
↑こちらが新しいのハンドルになります。テカリもなくいい感じです!
古いハンドルと車両側にマーキングを残してありますので同じ位置で取り付けしていきます。
スプラインがかなり細かいので一つズレてしまうとハンドルセンターが狂うので要注意いです。
奥まで差し込みナットを締め付けます。
規定トルクで締め付けを行いガタつきがないか確認します。
ティプトロニックとエアーバック配線を繋ぎ
ホーンボタンを押し込み取り付けをします。
取り付けが終わりましたらコンピュターの再セットアップをしていきます。
バッテリー端子を取り付けエンジンを始動します。
始動するとモニターにPSM故障と入りますが
左右にロックトゥーロックし走行すると再セットアップができモニターから消えます。
走行時にハンドルセンター・ガタつき・動作確認をし完了になります。
ハンドルが慎重されると車が新しくなったように感じますね♪
スレや汚れが気になるかたは是非お試しください!
A様いつもありがとうございます!
今後ともオートフェッセルを宜しくお願いします。