ポルシェ
2012y パナメーラS
水漏れ修理
お客様より入電。
オーバーヒートした!!
と…
すぐさま、オートフェッセルの頼れるヤツ、
4t フルフラットの積載車にて現場へ急行!!
現場にて、代車と入れ替え、
会社へ戻り、原因探求…
サーモスタット不良…
クーリングファンモーター不良…
と、色々原因を考えながら…
ふと、矢印のラジエターホースを触ってみると…
抜けてはいけない所からパイプが((((;゚Д゚))))
こんなこともあるもんだ…と思いながら、
修理に入ります。
インテークマニホールドを外し、
エンジン内部にゴミや工具、パーツやボルトナットを落とさないため、
しっかりとインテークを塞ぎ作業をします。
(落とすとホント大変!! 経験者談)
フューエルデリバリーパイプを外したら、
やっと本題のパイプが突き刺さるサーモケースへ…
新旧サーモスタットケース。
やはりというか、新しいパーツには、
対策仕様になっており、パイプがボルト締めになってます。
バンクの間に溜まっている冷却水を取り除き
(残したままだとずーーーと独特なにおいが残ります)
対策品のサーモスタットケースを組み込んでいきます。
サーモスタットも勿論新品!!
ウォーターポンプも脱着したので、新品に交換させていただきました。
後は元通りに組付け、冷却水を注入しエア抜き作業に…
このエア抜き作業、しっかりと行わないと
オーバーヒートの原因になるので要注意!!
今回は、パイプが抜けたことにより、
一気に冷却水が抜け、チェックランプや水温系が瞬時に異常を示し、
オーナー様がすぐに停止されたため、
オーバーヒートの最悪のシナリオの
エンジンが逝ってしまう事を防げました。
このようなパターンは珍しい故障ではありますが、
これ先、気温も上昇し、オーバーヒートを起こしやすくなりますが、
お車のメンテナンスを行い、トラブルを未然に防ぎましょう!!
ありがとうございました。