エンジン異音 修理 エンジンO/H part3 エンジンパーツ洗浄測定 O/H

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ポルシェのエンジンO/H

 

 

エンジンパーツを洗浄して測定し、

使用可能か点検していきます。

 

 

 

新品とはいきませんが、洗浄することでかなり綺麗になります。

 

 

 

カムシャフト等のヘッド廻りのパーツも問題無く、

シリンダーヘッドは内燃機屋さんで分解測定し、

ヘッドの平面修正、バルブシートカット、ガイドの製作打ち換え…

 

と、作業されていきます。

 

 

 

細々としたパーツも紛失すると大変なので、

ケースに入れて保管します。

 

 

 

 

ブロックも内燃機屋さんにて、シリンダライナーの製作、うち替えを行っております。

 

 

ここで、少し問題発生。

 

 

下の写真はクランクケース。

 

クランクシャフトを組み込み保持する所なのですが、

俗に言うクランクのメタルに焼き付きがありました。

 

場所でいうと、丁度4番のピストンの辺り…

 

 

 

通常、メタルは青矢印の様な色ですが、

焼き付きが見られる赤矢印、焼けて茶色になってます。

 

この焼き付きによるクランクシャフトへのダメージは奇跡的に少なく、

数値的にもまだ大丈夫との事で、クランクは再使用に決まりました。

 

クランクの修正を行い、ケースも加工します。

 

 

交換するとΣ(゚Д゚)な金額ですので…(笑)

 

 

こちらの方がわかり易いかと…

 

 

 

 

ピストンは、交換予定です。

 

 

 

 

コンロッドは再使用できます。

 

で、このコンロッドのうんちくを一つ…

 

 

コンロッドの大きな輪の方、クランクに付く方なのですが(小さい方はピストン)

 

これらのパーツは一対のパーツで、他の物とは合わせれません。

 

通常機械パーツなので、合わせ面は平面で、

合わせようと思えば合うのですが…

 

 

ただ、ポルシェ(水冷になってから)は、この赤丸部分が…

 

1つのパーツを割ることで一対にしてます。

これで間違って組み付けることは皆無ですし、

製作コストも安くなるのかな?

斬新な考え方で、流石、ポルシェ!! です。

こんな感じで、O/Hを進めております。

 

 

 

 

ありがとうございました。